先日産直で観たことがない魚を見つけたので当然のように買ってしまいました。
大きさも22-23cm位の小さい魚です。
人気がないようなので値段は非常いやすいです。
ぱっと見て名前がわからないくらい全く観たことがない魚でしたが、最悪塩焼きなら食べられるだろうと思い購入しました。
目次
まずは魚種特定
家に帰ってからはすぐにリサーチ。
とりあえず「釣り魚カラー図鑑」で一通り探します。
たいていは同じ魚は見つからなくても似たような魚は見つかるのでそれが手がかりになって名前がわかってくることがほとんどなのですが,今回はヒントすら見つからず。
たまにそういうときがあるので次は「詳細図鑑さかなの見分け方」で探します。
この本でたいてい解決するので今回も見た目がそれっぽい魚を探していたところ、怪しい魚が見つかりました。
「ツッパリサギ」「クロサギ」です。
サギといえば鳥を思い浮かべるのですが、魚でもいるものなのですね。
確かに見た目の形といい、口元といい、このどちらかで間違いないところまでは来ました。
ただ、どちらなのかというのが特定できずじまい。
感覚的にどちらかといえば「クロサギ」だったのかなーということで魚種特定はここで終わり。
魚を捌く
魚種をある程度特定したあとは記録用にとりあえず写真撮影、そして早速捌いてみましたが、内臓は特にくさいこともなく表面も滑りがなく至って普通の魚でした。
ただ、口がなんだかすごく伸びる特徴がありました。
身の方はこんな感じ。
※川がすごく引きにくかったです。
半身は刺身、半身は塩焼きにしようと思い、半身は骨付きで残しておきました。
捌いた魚をすぐ食べる
ここまで準備が出来たら後は実食です。
まずは刺身。身が少ない。。。笑
味の方はすごくあっさりしていて臭みは全くなかったです。
うま味もそれほどなく脂もあまりなかったので、薬味やごまなどと一緒に食べたり漬けにしたらおいしくいただけるかもしれないなと思いました。
ただ、そのまま刺身でも全く問題なし。
アルコールの友としては合格です。
次は塩焼き。
こちらも結構あっさりしていたのですが、身はしっかりしていたので少し醤油をかけて食べたらおいしくいただくことが出来ました。
当然頭も骨もすべて完食ですよー
まとめ
「ツッパリサギ」「クロサギ」を特定できませんでしたがどちらかなのは間違いなし。
人気がなさそうな安い魚でしたが、値段以上の価値は十分にありました。
1匹だと少し物足りないので次回見かけたときは数匹同時に買って漬けにして食べてみたいなと思う魚でした。