10/18(月)分です。
金曜日にもらったブリの半身を3日寝かせたあとに食べました。
これは熟成後さくにした状態。
血合いのところを少し取ったあとです。
食べる前にもう少し赤っぽいところは取りました。
写真だとわかりにくいですが、色が少し変化していました。
また、いただいた当日よりも水っぽさが抜けていました。
こちらはラップごしなのでわかりずらいですがあらの部分です。
これは切り身とあらをブリ大根にしたときの沸騰中の写真。
もらった当日に作るよりも灰汁が多い気がしました。
鮮度がいいと灰汁が出にくいのかもしれません。
切り落とし部分と皮や腹骨などで作ったブリ大根です。
味はもちろん美味しいのですが、天然ブリなのでくどさがなくさっぱりした味でした。
プチ熟成ブリ刺身です。
身が落ち着いたピンク色になっていました。
味についてはしめた当日食べたものとは全く違う感じでした。
熟成期間は3日ですが、食感は少しねっとりしていました。
味はとがった感じはなくなって落ち着いた上品な味わいになっていました。
しめた当日の身のプリプリ感とは全く違う魚を食べている感じでした。
参考までにこちらは当日のブリの刺身ですが、ピンク色が鮮やかでした。
かなり変化を感じます。
切り落とした部分で漬けもつくってみました。
漬けは鮮度がいい方が美味しいかも。
美味しいけど食感があった方がより美味しいかなと感じました。
おまけでブリを釣るときの餌で釣れた鰯ももらっていたのでそれはイワシフライになりました。
作るのは大変だけど安定の美味しさです。
3日熟成ブリの総評
今回の熟成は期間は3日です。
骨付きの半身を熟成させました。
熟成方法ですが、捌いた当日にうろこをしっかり取ったあと水分と血をできる限りキレイに取り除いたあと、キッチンペーパーでしっかりとくるみ，その上からラップをして冷蔵庫の奥にしまっておきました。
3日間熟成させたあとの食べた感想ですが、締めた当日のプリプリ感とはまったくことなり、マグロみたいな少しねっとりした感じでした。
味はとげとげした感じはなくなっていて落ち着いた味わいになっていました。
その分うま味を感じられるようになっていました。
3日でこれだけ変化するのだから1週間くらい熟成させたらまた違いがあるのかが気になります。
課題としては、冷蔵庫のスペース取り過ぎ問題とブリ糸状虫がいるかも問題です。
冷蔵庫のスペースは一般家庭だとブリはでかいので長期間は無理かも、怒られちゃいます(笑)
ブリ糸状虫については寄生されているかわからないので熟成後に捌いてみないとわからないというのがちょっと気になりました。
今回は血合い部分に1匹だけいて身の方にはいなかったのでよかったですが、個体によっては身の部分に数匹いるときもあるので、そうするとブリ糸状虫が腐ったり、ブリ糸状虫の周りは水っぽいのでその周りの状態が悪くなったりするのかなぁと思ったりしました。
ちなみに今回のブリ糸状虫はもちろん死んでいて白っぽくなっていてその周りは水っぽくなっていました。
3日でこの状態だったので1週間以上寝かせようと思ったらどうなっているのかなと思うとちょっと気持ち悪い想像をしてしまいます(汗)
